2026年版・1-14

スマート技術活用の一問一答

ITパスポート「ストラテジ系」から、スマート技術活用に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-14

遠隔操作や自動制御によって飛行する無人航空機の総称で、空撮や測量、農薬散布、荷物の配送など幅広い分野で活用が進んでいる機器を何と呼ぶか?

  • ①コネクテッドカー(通信機能を持つ自動車)
  • ②ドローン(無人航空機)
  • ③ウェアラブルデバイス(身体に装着する機器)
  • ④スマートスピーカー(音声で操作する機器)
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正解 ②ドローン(無人航空機)
解説
人が搭乗せず、遠隔操作や自律飛行によって空を飛ぶ機器の総称で、空中からの撮影・測量、農薬散布、山間部や離島への荷物配送など、人が行うと危険・非効率な作業を代替する用途で活用が広がっています。

他の選択肢の誤り:
・コネクテッドカーは、通信機能を備え、常時インターネットに接続された自動車を指し、空を飛ぶドローンとは対象が異なります。
・ウェアラブルデバイスは、身体に装着して使う情報機器を指し、無人航空機であるドローンとは形態が異なります。
・スマートスピーカーは、音声で家電などを操作できるスピーカー型の機器を指し、飛行する機器であるドローンとは異なります。
問21-14

通信機能を備え、常にインターネットに接続されることで、走行データの収集や渋滞情報の受信、遠隔での車両診断などが可能になる自動車を何と呼ぶか?

  • ①自動運転車(AIが運転操作を行う自動車)
  • ②カーシェアリング(自動車を共同利用する仕組み)
  • ③コネクテッドカー(通信機能を持つ自動車)
  • ④ドライブレコーダー(走行状況を記録する車載機器)
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正解 ③コネクテッドカー(通信機能を持つ自動車)
解説
車両に通信機能を搭載し、常にネットワークとつながることで、リアルタイムの交通情報の受信、車両の状態を遠隔で把握する遠隔診断、緊急時の自動通報など、単体の自動車ではできなかった機能を実現します。

他の選択肢の誤り:
・自動運転車は、AIやセンサーを用いて運転操作の一部または全部を自動で行う自動車を指し、通信機能に着目したコネクテッドカーとは焦点が異なる概念です(両立することもあります)。
・カーシェアリングは、1台の自動車を複数の会員で共同利用するサービスの仕組みを指し、車両そのものの技術であるコネクテッドカーとは異なります。
・ドライブレコーダーは、走行中の映像などを記録する車載機器を指し、車両全体の通信機能を指すコネクテッドカーより狭い、個別の機器です。
問31-14

ICTやIoTなどの先端技術を活用して、エネルギー管理・交通・防災・行政サービスなど都市機能全体を効率化し、住民の生活の質向上と持続可能性を両立させようとする都市の概念を何と呼ぶか?

  • ①スマートファクトリー(ICT活用で工場を効率化)
  • ②スマートシティ(ICT活用で都市機能を効率化)
  • ③スマートグリッド(電力需給を効率化する送電網)
  • ④コンパクトシティ(都市機能を中心部に集約する都市計画)
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正解 ②スマートシティ(ICT活用で都市機能を効率化)
解説
信号や照明、上下水道、公共交通、防犯カメラなど都市のさまざまなインフラをICT・IoTでつなぎ、収集したデータをもとにエネルギー消費の最適化や渋滞緩和、防災対応の迅速化などを図り、住みやすく持続可能な都市を実現する取り組みです。

他の選択肢の誤り:
・スマートファクトリーは、同様の考え方をICTやIoTで工場に適用したもので、対象が都市ではなく工場の生産活動である点が異なります。
・スマートグリッドは、ICTを使って電力の需給バランスをリアルタイムに調整する送配電網を指し、スマートシティを実現するための要素技術の一つですが、都市機能全体を指す言葉ではありません。
・コンパクトシティは、郊外への拡散を抑え、住居や商業・行政機能を都市の中心部に集約する都市計画の考え方であり、ICT活用による効率化を主眼とするスマートシティとは着眼点が異なります。
問41-14

工場内の設備や機械をIoTでネットワークに接続し、収集した稼働データをAIなどで分析することで、生産効率の最適化や設備の異常予知、需要に応じた柔軟な生産などを実現する、先端技術を活用した次世代の工場を何と呼ぶか?

  • ①FA(機械による生産工程の自動化)
  • ②CIM(生産工程をコンピュータで統合管理)
  • ③デジタルツイン(現実の情報を仮想空間で再現)
  • ④スマートファクトリー(IoT・AI活用で工場全体を最適化)
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正解 ④スマートファクトリー(IoT・AI活用で工場全体を最適化)
解説
工場内のあらゆる設備をIoTでつなぎ、稼働状況や品質データをリアルタイムに収集・AI分析することで、故障の予兆を検知したり、需要変動に応じて生産計画を柔軟に見直したりする、データ活用を前提とした次世代の工場です。

他の選択肢の誤り:
・FA(ファクトリーオートメーション)は、生産工程にロボットなどを導入して自動化すること自体を指し、データ収集・分析による最適化まで含むスマートファクトリーより狭い概念です。
・CIM(コンピュータ統合生産)は、設計から製造、生産管理までの工程をコンピュータで統合的に管理する考え方で、スマートファクトリーの源流にあたる概念ですが、IoTやAIによるリアルタイム分析を前提とする点でスマートファクトリーとは強調点が異なります。
・デジタルツインは、現実の設備や製品の情報をセンサーなどで集め、仮想空間上に再現してシミュレーションを行う技術であり、スマートファクトリーを実現するための要素技術の一つですが、工場全体の概念そのものを指す言葉ではありません。
問51-14

ドローンによる農薬散布や生育状況の把握、センサーによる土壌・気象データの収集、収穫作業の自動化などにICTやロボット技術を活用し、農業の省力化・効率化と生産性向上を図る取り組みを何と呼ぶか?

  • ①植物工場(施設内で環境制御し栽培する仕組み)
  • ②6次産業化(生産から加工販売まで一体で行う)
  • ③トレーサビリティ(生産流通の履歴を追跡する仕組み)
  • ④スマート農業(ICT・ロボット活用で農業を効率化)
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正解 ④スマート農業(ICT・ロボット活用で農業を効率化)
解説
ドローンによる農薬散布や生育モニタリング、センサーで収集した土壌・気象データの活用、収穫ロボットの導入などにより、担い手不足や作業負担が課題となっている農業分野の省力化・高品質化・生産性向上を目指す取り組みです。

他の選択肢の誤り:
・植物工場は、温度や光を人工的に制御した施設内で野菜などを計画的に栽培する仕組みを指し、屋外の農作業も含むスマート農業より対象が限定された取り組みです。
・6次産業化は、農家が農作物の生産(1次)だけでなく加工(2次)や販売(3次)まで一体的に手がけることで付加価値を高める取り組みであり、ICT活用による効率化を主眼とするスマート農業とは着眼点が異なります。
・トレーサビリティは、食品などの生産から流通までの履歴を追跡できるようにする仕組みを指し、農業の作業そのものを効率化するスマート農業とは目的が異なります。
問61-14

メガネ型の情報端末で、レンズ越しに見える実際の景色に、文字や画像などのデジタル情報を重ねて表示できるウェアラブルデバイスを何と呼ぶか?

  • ①VRゴーグル(仮想空間に没入する装置)
  • ②スマートウォッチ(腕時計型の情報端末)
  • ③プロジェクター(映像をスクリーンに投影する機器)
  • ④スマートグラス(メガネ型のウェアラブル情報端末)
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正解 ④スマートグラス(メガネ型のウェアラブル情報端末)
解説
メガネのように装着し、レンズを通して見える現実の景色に、作業手順やナビゲーションの矢印といったデジタル情報を重ねて表示できる端末で、両手がふさがる工場や倉庫での作業支援などに活用されています。

他の選択肢の誤り:
・VRゴーグルは、視界全体を覆って完全に作り込まれた仮想空間に没入するための装置であり、現実の景色に情報を重ねるスマートグラスとは表示の仕組みが異なります。
・スマートウォッチは、腕時計型のウェアラブル端末で、通知確認や健康管理などに使われますが、視界に情報を重ねて表示するものではなく、スマートグラスとは形状・機能が異なります。
・プロジェクターは、映像をスクリーンや壁に投影して表示する機器であり、装着して使うウェアラブル端末であるスマートグラスとは使用形態が異なります。
問71-14

電車・バス・タクシー・シェアサイクルなど、複数の交通手段の検索・予約・決済をひとつのアプリやサービスでまとめて行えるようにし、移動そのものをサービスとして提供する概念を何と呼ぶか?

  • ①カーシェアリング(自動車を共同利用する仕組み)
  • ②MaaS(移動をサービスとして統合提供する概念)
  • ③ライドシェア(一般ドライバーの車に相乗りする仕組み)
  • ④GPS(衛星を使って位置情報を測定する仕組み)
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正解 ②MaaS(移動をサービスとして統合提供する概念)
解説
従来はバラバラだった鉄道・バス・タクシー・シェアサイクルなどの交通手段を、一つのアプリで検索から予約、決済まで一括して行えるように統合し、目的地までの移動全体を一つのサービスとして提供する考え方です。

他の選択肢の誤り:
・カーシェアリングは、1台の自動車を複数の会員で共同利用する個別のサービスであり、複数の交通手段を統合するMaaSより狭い、その一部となり得る取り組みです。
・ライドシェアは、一般のドライバーが自家用車で他人を乗せて運ぶ配車サービスの仕組みを指し、これもMaaSを構成しうる要素の一つですが、MaaSそのものではありません。
・GPSは、人工衛星からの電波を使って現在位置を特定する測位の仕組みを指し、交通手段を統合するサービス概念であるMaaSとは技術のレイヤーが異なります。
問81-14

駅や店舗などに設置されたディスプレイに、通信ネットワークを通じて配信される広告や案内情報を表示する電子看板を何と呼ぶか?

  • ①デジタルサイネージ(ネットワーク配信の電子看板)
  • ②プロジェクションマッピング(建物等に映像を投影する演出技術)
  • ③タッチパネル(画面に触れて操作する入力装置)
  • ④セルフレジ(客が自分で会計を行うレジ)
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正解 ①デジタルサイネージ(ネットワーク配信の電子看板)
解説
紙のポスターと異なり、ネットワークを通じて表示内容を遠隔から一括更新でき、時間帯や場所に応じて異なる広告・案内を配信したり、複数拠点の表示を一元管理したりできる電子看板です。

他の選択肢の誤り:
・プロジェクションマッピングは、建物や物体の形状に合わせて映像を投影する演出技術であり、ディスプレイに情報を表示するデジタルサイネージとは表示の仕組みが異なります。
・タッチパネルは、画面に触れることで操作できる入力装置の方式を指し、デジタルサイネージに使われることもある要素技術ですが、電子看板そのものを指す言葉ではありません。
・セルフレジは、客が自分でバーコードを読み取り会計を行うレジの仕組みを指し、広告・案内を表示するデジタルサイネージとは用途が異なります。
問91-14

工場の生産ラインで使われる産業用ロボットとは異なり、医療・介護・災害対応・接客・清掃など、人々の生活やサービス分野で人間の作業を支援・代行するために使われるロボットを総称して何と呼ぶか?

  • ①産業用ロボット(工場の生産ラインで使うロボット)
  • ②RPA(PC上の定型作業を自動化する仕組み)
  • ③サービスロボット(生活・サービス分野を支援するロボット)
  • ④ドローン(遠隔操作・自律飛行する無人航空機)
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正解 ③サービスロボット(生活・サービス分野を支援するロボット)
解説
手術を支援する医療用ロボット、着脱して身体機能を補助する介護用ロボット、被災地で人が入れない場所を調査する災害対応用ロボットなど、工場の外で人々の生活や様々なサービスを支援するロボット全般を指します。

他の選択肢の誤り:
・産業用ロボットは、工場の生産ライン上で溶接や組み立てなどの作業を行うロボットを指し、生活・サービス分野で使われるサービスロボットとは活躍する場が異なります。
・RPA(Robotic Process Automation)は、パソコン上の定型的な事務作業をソフトウェアで自動化する仕組みを指し、物理的な動作を行う機械であるロボットとは形態が異なります。
・ドローンは、遠隔操作や自律飛行によって主に空中で活動する無人航空機を指す言葉であり、地上や屋内で稼働することが多いサービスロボットとは、活動する空間や移動の形態が異なります。
問101-14

家庭やビルの電力使用量を自動的に計測し、通信機能によってそのデータを電力会社へ遠隔で送信できる、次世代の電力量計を何と呼ぶか?

  • ①スマートグリッド(電力需給を効率化する送電網)
  • ②HEMS(家庭のエネルギー使用を管理するシステム)
  • ③太陽光発電システム(太陽光で電力を作る設備)
  • ④スマートメーター(通信機能を持つ次世代電力量計)
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正解 ④スマートメーター(通信機能を持つ次世代電力量計)
解説
従来のように検針員が家庭を訪問して数値を読み取る必要がなく、通信機能を使って電力使用量のデータを自動的かつ遠隔で電力会社に送信できる電力量計で、30分ごとなど細かい単位での使用量把握や、スマートグリッドの実現を支える基盤となっています。

他の選択肢の誤り:
・スマートグリッドは、ICTを活用して電力の需給バランスを調整する送配電網全体の仕組みを指し、個々の家庭に設置される計測機器であるスマートメーターより広い概念です。
・HEMS(Home Energy Management System)は、家庭内の家電や照明のエネルギー使用状況を見える化・制御するシステムを指し、電力使用量を計測して電力会社に送信するスマートメーターとは役割が異なります。
・太陽光発電システムは、太陽光を利用して電力を生み出す発電設備を指し、使用した電力量を計測するスマートメーターとは機能が全く異なります。

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