2026年版・2-9

アルゴ・プログラム1の一問一答

ITパスポート「テクノロジ系1」から、アルゴ・プログラム1に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-9

スマートフォンなどに挿入または内蔵され、契約者情報を記録して携帯電話回線の認証に用いられるICカード(またはそのチップ)の名称として、正しいものはどれか。

  • ①SIMカード(契約者情報を記録した認証用カード)
  • ②SDカード(写真や動画を保存する記憶媒体)
  • ③電子マネーカード(運賃の支払いに使うICカード)
  • ④マイナンバーカード(公的な本人確認用のカード)
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正解 ①SIMカード(契約者情報を記録した認証用カード)
解説
電話番号などの契約者情報を記録しており、通信事業者のネットワークに接続する際の本人確認・認証に使われます。近年は端末に直接組み込む「eSIM」も普及しています。

他の選択肢の誤り:
・SDカードは、写真やデータを保存するための外部記憶媒体であり、通信の認証機能は持ちません。
・電子マネーカードは、運賃の支払いや買い物の決済に使うICカードであり、携帯電話回線の契約者認証には使われません。
・マイナンバーカードは、行政手続などで公的な本人確認を行うためのICカードであり、携帯電話回線の認証に用いるものではありません。
問22-9

従来のコンピュータとは異なる原理で計算を行い、特定の計算を非常に高速に処理できる可能性があるとして研究が進められているコンピュータは何か。

  • ①量子コンピュータ(量子力学の原理を用いる)
  • ②スーパーコンピュータ(従来方式で超高速に計算)
  • ③ニューロコンピュータ(脳の神経回路を模す方式)
  • ④グリッドコンピューティング(多数の計算機を結集)
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正解 ①量子コンピュータ(量子力学の原理を用いる)
解説
0か1かのどちらかしか取れない従来のビットに対し、「重ね合わせ」など量子力学の性質を利用した量子ビットで計算を行い、組合せ最適化問題や暗号解読など特定の分野で従来型を大きく上回る速度が期待されています。

他の選択肢の誤り:
・スーパーコンピュータは、従来と同じ原理の計算機を大規模に並べて超高速化したものであり、計算の原理そのものは変えていません。
・ニューロコンピュータは、脳の神経回路網を模した処理方式ですが、量子力学の原理に基づくものではありません。
・グリッドコンピューティングは、ネットワーク上の多数のコンピュータの余剰資源を結集して大きな処理を行う方式であり、1台の計算原理を変えるものではありません。
問32-9

現実の機器や設備の情報をセンサーなどで収集し、コンピュータ上に同じ状態を再現することで、故障予測やシミュレーションに活用する技術を何と呼ぶか。

  • ①デジタルツイン(現実をコンピュータ上に再現)
  • ②メタバース(利用者が交流する仮想の空間)
  • ③エッジコンピューティング(端末側で処理を行う)
  • ④RPA(定型的な事務作業を自動化する仕組み)
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正解 ①デジタルツイン(現実をコンピュータ上に再現)
解説
工場の設備や都市などの状態をセンサーで収集し、仮想空間上に「双子」として再現することで、実物を止めずに故障予測やシミュレーションによる事前検証ができます。

他の選択肢の誤り:
・メタバースは、利用者がアバターとなって交流する仮想空間そのものを指す言葉であり、現実の設備の状態を写し取って再現する技術ではありません。
・エッジコンピューティングは、データを端末やその近くで処理して遅延や通信量を減らす方式であり、現実を仮想空間に再現する技術ではありません。
・RPAは、パソコン上の定型的な事務作業をソフトウェアに代行させる仕組みであり、設備の再現やシミュレーションとは目的が異なります。
問42-9

腕や身体に装着した状態で使用し、心拍数や歩数などの生体情報を計測できる情報機器の総称として、正しいものはどれか。

  • ①ウェアラブルデバイス(身体に装着して使う機器)
  • ②スマートスピーカー(音声で操作する据置の機器)
  • ③タブレット端末(画面に触れて操作する機器)
  • ④シンクライアント端末(処理をサーバに任せる端末)
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正解 ①ウェアラブルデバイス(身体に装着して使う機器)
解説
スマートウォッチやリストバンド型端末などが代表例で、身に着けたまま心拍数・歩数・睡眠状態といった生体情報を常時計測できる点が特徴です。

他の選択肢の誤り:
・スマートスピーカーは、音声で操作する据置型の機器であり、身体に装着して生体情報を測るものではありません。
・タブレット端末は、画面に直接触れて操作する携帯型のコンピュータであり、装着して使う機器ではありません。
・シンクライアント端末は、処理やデータ保存をサーバ側に任せる業務用端末であり、生体情報の計測を目的とはしていません。
問52-9

探索アルゴリズムのうち、データが「整列(ソート)されていること」を前提とし、探索範囲を半分に絞り込みながら探す高速な手法を何と呼ぶか?

  • ①二分探索法
  • ②線形探索法
  • ③ハッシュ探索法
  • ④全探索
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正解 ①二分探索法
解説
真ん中のデータと比較して、目的の値がそれより大きいか小さいかで範囲を半分に絞り込むため、線形探索より圧倒的に高速に探索できます。

他の選択肢の誤り:
・「線形探索法」は、先頭から順に1件ずつ比較していく方法であり、データ量が多いほど時間がかかります。
・「ハッシュ探索法」は、キーからハッシュ関数で格納位置を計算して探す方法であり、整列を前提としません。
・「全探索」は、すべての組み合わせや候補をしらみつぶしに調べる方法であり、範囲を絞り込む工夫はしていません。
問62-9

プログラミングにおいて、変数の有効範囲(その変数が使える範囲)のことを何と呼ぶか?

  • ①スコープ
  • ②スタック
  • ③クラス
  • ④ループ
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正解 ①スコープ
解説
関数内だけで有効な「ローカル変数」や、プログラム全体で有効な「グローバル変数」などがあり、スコープを適切に管理することで意図しない書き換えによるバグを防げます。

他の選択肢の誤り:
・「スタック」は、後入れ先出し(LIFO)でデータを管理するデータ構造であり、変数の有効範囲とは異なる概念です。
・「クラス」は、オブジェクト指向でデータと手続きをまとめた設計図であり、有効範囲そのものを表す用語ではありません。
・「ループ」は、同じ処理を繰り返す制御構造であり、変数の有効範囲とは無関係です。
問72-9

Webページ上で動的な処理(入力チェックやアニメーションなど)を行うために、利用者のブラウザ側で実行されるスクリプト言語を何と呼ぶか?

  • ①JavaScript(ブラウザ側で動く言語)
  • ②Java(業務システムで広く使う言語)
  • ③PHP(サーバー側で動く言語)
  • ④Perl(古くからある簡易な言語)
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正解 ①JavaScript(ブラウザ側で動く言語)
解説
入力チェックや画面の動的な書き換えなど、利用者の手元のブラウザ上でリアルタイムに処理を行うスクリプト言語です。

他の選択肢の誤り:
・Javaは名前が似ていますが別の言語で、業務システムやAndroidアプリなどの開発に使われるコンパイル型の汎用言語です。
・PHPは、Webサーバー上でページを生成するために使われる言語であり、処理はサーバー側で行われます。
・Perlは、主にサーバー側のテキスト処理などに使われてきた言語であり、ブラウザ上で動くものではありません。
問82-9

マークアップ言語の一つで、タグを自由に定義でき、データの交換や保存に適しているものはどれか?

  • ①XML(タグを自由に定義できる言語)
  • ②HTML(タグが定められたWeb用言語)
  • ③SGML(古くからある文書用の言語)
  • ④JSON(軽量なデータ記述形式)
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正解 ①XML(タグを自由に定義できる言語)
解説
利用者がタグの名前を自由に決められるため、業務システム間でのデータ交換や保存に適しています。

他の選択肢の誤り:
・HTMLは、Webページの構造を記述するためにタグがあらかじめ仕様で定められており、利用者が独自のタグを定義することはできません。
・SGMLは、XMLやHTMLの元になった古い文書記述言語であり、仕様が複雑で扱いにくいという特徴があります。
・JSONは、XMLよりも簡潔にデータを表現できる形式であり、タグではなく波括弧などの記号で構造を表すため、マークアップ言語ではありません。
問92-9

プログラムの構造化において、上から順に実行する「順次」、条件によって分岐する「選択」、同じ処理を繰り返す「繰返し」の3つをまとめて何と呼ぶか?

  • ①制御構造(処理の流れを決める構造)
  • ②データ構造(データの持ち方を表す形式)
  • ③モジュール(部品化した処理のまとまり)
  • ④オブジェクト(データと手続きの集まり)
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正解 ①制御構造(処理の流れを決める構造)
解説
「順次」「選択」「繰返し」の3つを指し、どんなに複雑なプログラムもこの3つの組み合わせだけで記述できるという理論(構造化定理)に基づいています。

他の選択肢の誤り:
・データ構造は、配列やリストなどデータをどう保持するかを表す概念であり、処理の流れを表す制御構造とは異なります。
・モジュールは、プログラムを機能単位に分割した部品を指す言葉であり、処理の流れの型を表す用語ではありません。
・オブジェクトは、オブジェクト指向においてデータ(属性)と手続き(メソッド)をひとまとめにしたものを指し、制御構造とは異なる概念です。
問102-9

コンパイラ型言語の説明として正しいものはどれか?

  • ①全体を翻訳してから実行する方式
  • ②1行ずつ翻訳しながら実行する方式
  • ③ブラウザの上だけで動作する方式
  • ④データベースを操作するための言語
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正解 ①全体を翻訳してから実行する方式
解説
翻訳(コンパイル)にいったん時間はかかりますが、実行時にはすでに機械語に変換済みであるため、実行速度が速くなります。C言語やCOBOLなどが該当します。

他の選択肢の誤り:
・「1行ずつ翻訳しながら実行する方式」は、インタプリタ型言語(Pythonなど)の説明であり、コンパイラ型とは翻訳のタイミングが異なります。
・「ブラウザの上だけで動作する方式」は、実行される場所による分類であり、翻訳のタイミングで分けるコンパイラ型/インタプリタ型の定義とは観点が異なります。
・「データベースを操作するための言語」(SQLなど)は、用途による分類であり、翻訳方式による分類とは異なる観点です。

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