2026年版・3-1

開発技術の一問一答

ITパスポート「マネジメント系」から、開発技術に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-1

システム開発の手順を「要件定義→設計→実装→テスト」と工程順に分割し、滝が落ちるように前の工程に戻らない前提で進める手法を何と呼ぶか?

  • ①ウォーターフォールモデル(大規模開発に適した手法)
  • ②アジャイル(短い期間で反復開発する手法)
  • ③プロトタイピング(試作品を先に作り確認)
  • ④スパイラルモデル(段階的に規模を広げる)
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正解 ①ウォーターフォールモデル(大規模開発に適した手法)
解説
要件定義から順に工程を進め、前の工程には戻らないことを前提とするため、進捗管理がしやすく大規模開発に向いていますが、後からの仕様変更に弱いという欠点があります。各工程で成果物を作成・承認してから次に進みます。

他の選択肢の誤り:
・アジャイルは、短いサイクルを繰り返しながら機能を追加していく柔軟な手法です。
・プロトタイピングは、早期に試作品を作りユーザーの認識のズレを防ぐ手法です。
・スパイラルモデルは、開発とリスク分析を繰り返しながら段階的に完成度を高める手法です。
問23-1

短期間(1週間〜1ヶ月程度)の開発サイクル(イテレーション)を繰り返し、機能を追加しながら徐々にシステムを完成させる柔軟な手法を何と呼ぶか?

  • ①アジャイル開発
  • ②ウォーターフォール開発
  • ③リバースエンジニアリング
  • ④マッシュアップ
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正解 ①アジャイル開発
解説
「Agile(素早い)」という意味で、変化に強くユーザーのフィードバックを即座に取り入れられるため、Webサービス開発などで主流になっています。XPやスクラムなどの手法があります。

他の選択肢の誤り:
・ウォーターフォール開発は、工程を順番に進め前の工程に戻らないことを前提とした開発手法です。
・リバースエンジニアリングは、既存のプログラムを解析して仕様や設計を復元する技術です。
・マッシュアップは、複数のサービスやデータを組み合わせて新しいサービスを作る手法です。
問33-1

アジャイル開発の代表的な手法「XP(エクストリームプログラミング)」で推奨される、2人のプログラマが1台のPCを使って共同で開発を行うプラクティスを何と呼ぶか?

  • ①ペアプログラミング(相互確認で品質を高める)
  • ②テスト駆動開発(先にテストを書き開発)
  • ③リファクタリング(内部構造を整理し改善)
  • ④コードレビュー(他人のコードを確認)
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正解 ①ペアプログラミング(相互確認で品質を高める)
解説
1人がコードを書き(ドライバ)、もう1人がチェックやナビゲート(ナビゲータ)を行う手法で、その場でレビューが行われるため品質向上や知識共有に効果があります。

他の選択肢の誤り:
・テスト駆動開発は、実装前にテストコードを書き、それが通るように実装を進める手法です。
・リファクタリングは、外部の振る舞いを変えずにコードの内部を整理する作業です。
・コードレビューは、書き上げたコードを後から他者が確認して品質を高める作業で、2人が同時に開発を進めるものではありません。
問43-1

開発の早い段階で試作品(プロトタイプ)を作成し、ユーザーに確認してもらうことで、認識のズレを防ぐ開発手法を何と呼ぶか?

  • ①プロトタイピングモデル(試作品で先に確認)
  • ②スパイラルモデル(段階的に規模を広げる)
  • ③RAD(短期間で高速に開発を行う手法)
  • ④DevOps(開発と運用を連携させる文化)
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正解 ①プロトタイピングモデル(試作品で先に確認)
解説
画面イメージなどを実際に操作してもらうことで要件を明確にでき、手戻りを防ぐ効果がありますが、試作に時間がかかりすぎないよう注意が必要です。

他の選択肢の誤り:
・スパイラルモデルは、開発とリスク分析を繰り返しながら段階的に完成度を高める手法です。
・RADは、ツールなどを活用して開発期間を大幅に短縮する手法です。
・DevOpsは、開発チームと運用チームが密接に協力する考え方です。
問53-1

既存のソフトウェアのプログラムコードを解析し、その仕様や設計書を復元する技術を何と呼ぶか?

  • ①リバースエンジニアリング
  • ②フォワードエンジニアリング
  • ③リファクタリング
  • ④ソーシャルエンジニアリング
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正解 ①リバースエンジニアリング
解説
他社製品の技術調査や、設計書が残っていない古いシステムの保守などのために行われ、逆に設計書からコードを生成するのはフォワードエンジニアリングです。

他の選択肢の誤り:
・フォワードエンジニアリングは、設計書などをもとにプログラムコードを生成する、リバースとは逆方向の工程です。
・リファクタリングは、外部の振る舞いを変えずにプログラムの内部構造を整理・改善する作業です。
・ソーシャルエンジニアリングは、人間の心理的な隙を突いて情報を盗み出す攻撃手法で、技術的な解析とは異なります。
問63-1

「開発(Development)」と「運用(Operations)」が密接に連携し、自動化ツールなどを活用して、ソフトウェアを迅速かつ頻繁にリリースする考え方を何と呼ぶか?

  • ①DevOps(開発と運用を連携させる文化)
  • ②アジャイル(短い期間で反復開発する手法)
  • ③ITIL(運用基盤の指針をまとめた体系)
  • ④スクラム(チーム開発の一手法の名称)
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正解 ①DevOps(開発と運用を連携させる文化)
解説
開発側(新機能を作りたい)と運用側(安定稼働させたい)の対立を解消し、ビジネス価値を速く届けることを目指す文化や取り組みです。

他の選択肢の誤り:
・アジャイルは、短いサイクルを繰り返し機能を追加していく開発手法です。
・ITILは、ITサービスマネジメントにおけるベストプラクティス集です。
・スクラムは、アジャイル開発の具体的な進め方の一つです。
問73-1

外部から見た振る舞いを変えずに、プログラムの内部構造を整理・改善し、読みやすく保守しやすいコードにする作業を何と呼ぶか?

  • ①リファクタリング(内部構造を整理し改善)
  • ②デバッグ(不具合の原因を探し修正)
  • ③コンパイル(ソースコードを機械語に変換)
  • ④オーバーライド(親クラスの機能を書換え)
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正解 ①リファクタリング(内部構造を整理し改善)
解説
機能追加などは行わず、あくまでコードを「綺麗にする」作業で、アジャイル開発では技術的負債をためないために頻繁に行われます。

他の選択肢の誤り:
・デバッグは、プログラムの誤り(バグ)を見つけて修正する作業です。
・コンパイルは、人間が書いたコードをコンピュータが実行できる形式に変換する処理です。
・オーバーライドは、オブジェクト指向において子クラスが親クラスのメソッドを再定義する仕組みです。
問83-1

システム開発において、あらかじめ用意された再利用可能な部品を組み合わせることで、効率的に開発を行う考え方はどれか?

  • ①コンポーネント指向(部品を組合せて開発)
  • ②オブジェクト指向(データと処理をまとめる)
  • ③プロセス指向(業務の流れを中心にする)
  • ④アスペクト指向(横断的関心事を分離)
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正解 ①コンポーネント指向(部品を組合せて開発)
解説
部品の「再利用」が鍵で、自前で作らず既にある部品を組み合わせることで、開発期間の短縮と品質の安定を図ります。

他の選択肢の誤り:
・オブジェクト指向は、データと処理を「オブジェクト」として一体的に扱う設計の考え方です。
・プロセス指向は、業務プロセスの流れに着目してシステムを設計する考え方です。
・アスペクト指向は、ログ出力など複数の機能に共通する処理を分離して管理する考え方です。
問93-1

オブジェクト指向設計を視覚的に表現するための統一モデリング言語で、クラス図やシーケンス図などが定義されているものはどれか?

  • ①UML(設計内容を統一的に図で表す言語)
  • ②XML(データを構造化して記述する言語)
  • ③HTML(Webページを記述するための言語)
  • ④SQL(データベースを操作するための言語)
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正解 ①UML(設計内容を統一的に図で表す言語)
解説
設計図の書き方の世界標準で、システムの構造や振る舞いを図で表すことで開発者間のコミュニケーションを円滑にします。

他の選択肢の誤り:
・XMLは、データの意味や構造をタグで表現するマークアップ言語です。
・HTMLは、Webページの構造を記述するためのマークアップ言語です。
・SQLは、リレーショナルデータベースを操作するための問い合わせ言語です。
問103-1

テスト駆動開発(TDD)の手順として、正しいものはどれか?

  • ①テストを先に書き実装を進める
  • ②実装をした後にテストを書く
  • ③仕様書を作ってから実装をする
  • ④実装とテストを同時に行うこと
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正解 ①テストを先に書き実装を進める
解説
「テストファースト」とも呼ばれ、最初に失敗するテストを書き、それを成功させるための最小限のコードを書く、というサイクルを繰り返します。

他の選択肢の誤り:
・「実装をした後にテストを書く」は、一般的な開発の順序であり、TDDが提唱する順序とは逆です。
・「仕様書を作ってから実装をする」は、ウォーターフォール的な進め方であり、TDD特有の手順ではありません。
・「実装とテストを同時に行うこと」は、TDDの明確な手順(テストを先に書く)とは異なる曖昧な進め方です。

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