2026年版・4-10

最新技術・その他2の一問一答

ITパスポート「テクノロジ系2」から、最新技術・その他2に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-10

SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも注目されている、製品の廃棄を減らし、資源を循環させる経済モデルを何と呼ぶか?

  • ①サーキュラーエコノミー(資源を循環させる経済)
  • ②シェアリングエコノミー(物を共有し合う経済)
  • ③ギグエコノミー(単発の仕事を請け負う経済)
  • ④トークンエコノミー(独自通貨で回す経済)
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正解 ①サーキュラーエコノミー(資源を循環させる経済)
解説
従来の「大量生産・大量廃棄」のリニア(直線)型経済に対し、リサイクルやリユースを前提とした製品設計やビジネスモデルを指します。

他の選択肢の誤り:
・シェアリングエコノミーは、遊休資産を他人と共有・貸借する経済の仕組みであり、資源循環を目的とするサーキュラーエコノミーとは着眼点が異なります。
・ギグエコノミーは、単発の仕事を個人が請け負う働き方を指す経済の仕組みであり、資源循環を目的とするモデルとは異なります。
・トークンエコノミーは、独自のデジタル通貨や報酬制度を用いて経済圏を回す仕組みであり、資源の循環を目的とするサーキュラーエコノミーとは異なります。
問24-10

Web3.0(Web3)の特徴として挙げられる、特定の中央管理者を介さずにユーザー同士が直接つながる分散型の組織形態を何と呼ぶか?

  • ①DAO(中央管理者のいない分散型組織)
  • ②GAFA(巨大IT企業4社の総称)
  • ③SaaS(ソフトを提供するサービス形態)
  • ④NPO(非営利で活動する法人)
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正解 ①DAO(中央管理者のいない分散型組織)
解説
ブロックチェーン上のスマートコントラクト(自動契約プログラム)によってルールが執行され、参加者の投票などで意思決定が行われます。

他の選択肢の誤り:
・GAFAは、特定の巨大IT企業群を指す通称であり、分散型の組織形態であるDAOとは全く異なる概念です。
・SaaSは、ソフトウェアをサービスとして提供する形態を指す言葉であり、組織の意思決定の仕組みであるDAOとは異なります。
・NPOは、営利を目的としない従来型の法人組織を指し、ブロックチェーン上で自律的に運営されるDAOとは組織形態が異なります。
問34-10

量子力学の原理(重ね合わせなど)を利用し、従来のスーパーコンピュータでも解けない問題を高速に計算できるコンピュータを何と呼ぶか?

  • ①量子コンピュータ
  • ②エッジコンピュータ
  • ③メインフレーム
  • ④マイクロコンピュータ
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正解 ①量子コンピュータ
解説
現在は開発途上ですが、新薬開発や暗号解読、配送ルート最適化などでの活用が期待されています。

他の選択肢の誤り:
・「エッジコンピュータ」は、データの発生源に近い場所で処理を行う仕組みであり、量子力学の原理を利用する量子コンピュータとは異なる技術です。
・「メインフレーム」は、企業の基幹業務などに使われる大型汎用コンピュータであり、量子力学の原理とは無関係な従来型のコンピュータです。
・「マイクロコンピュータ」は、家電などに組み込まれる小型のコンピュータであり、量子力学を利用する量子コンピュータとは全く異なる技術です。
問44-10

メタバース(仮想空間)において、デジタルデータ(アバターやアイテムなど)の「唯一性」や「所有権」を証明するために使われる技術を何と呼ぶか?

  • ①NFT(唯一性や所有権を証明する技術)
  • ②FTP(ファイルを転送するための規約)
  • ③NFC(かざして通信するための規格)
  • ④SVG(図形を記述するための形式)
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正解 ①NFT(唯一性や所有権を証明する技術)
解説
ブロックチェーン技術を利用して、コピー容易なデジタルデータに「一点もの」という鑑定書を付けるような技術です。

他の選択肢の誤り:
・FTPは、ファイルを送受信するための通信プロトコルであり、唯一性を証明するNFTとは全く異なる技術です。
・NFCは、機器を近づけて通信する近距離無線通信の規格であり、デジタルデータの所有権を証明するNFTとは異なります。
・SVGは、拡大縮小しても劣化しないベクター画像の形式であり、所有権の証明を行うNFTとは異なる概念です。
問54-10

AIが大量のテキストや画像などのデータを学習し、指示(プロンプト)に応じて文章や画像、音声などの新しいコンテンツをゼロから作り出す技術を何と呼ぶか。

  • ①生成AI(新しいコンテンツを作り出す)
  • ②分類AI(既存データを分類し整理する)
  • ③異常検知AI(異常な値だけを検知する)
  • ④予測AI(将来の数値を予測する)
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正解 ①生成AI(新しいコンテンツを作り出す)
解説
文章生成AIや画像生成AIなどが代表例で、大量のデータから学んだパターンをもとに、指示に応じてこれまでになかった新しい文章や画像を生成します。

他の選択肢の誤り:
・分類AI(分類モデルなど)は、与えられたデータをカテゴリに振り分ける技術であり、新しいコンテンツをゼロから生み出す生成AIとは目的が異なります。
・異常検知AIは、正常なパターンから外れたデータを見つけ出す技術であり、新しいコンテンツを創作する生成AIとは異なります。
・予測AI(予測モデル)は、過去のデータから将来の値を予測する技術であり、新しいコンテンツを生成する生成AIとは目的が異なります。
問64-10

現実世界の情報にコンピュータで生成した情報を重ね合わせて表示する技術と、完全に作られた仮想空間に没入する技術の両方を含む、これらの総称として使われる言葉は何か。

  • ①xR(AR・VRなどをまとめた総称)
  • ②AR(現実の風景に情報を重ねる)
  • ③VR(仮想空間に入り込んで体験)
  • ④MR(現実と仮想を融合させて操作する)
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正解 ①xR(AR・VRなどをまとめた総称)
解説
AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)など、現実と仮想を組み合わせる技術をまとめて指す総称で、「x」の部分に各技術の頭文字が入るという意味合いで使われます。

他の選択肢の誤り:
・ARは、カメラ越しの現実の風景にコンピュータで作った情報を重ねて表示する技術であり、xRに含まれる個別の技術の一つです。
・VRは、コンピュータで作られた仮想空間の中に入り込んだかのように体験できる技術であり、これもxRに含まれる個別の技術の一つです。
・MRは、現実の空間と仮想の物体を融合させ、仮想の物体を現実にあるかのように操作できる技術であり、AR・VRと並ぶ個別の技術です。
問74-10

企業が事業活動において、環境・社会・企業統治という3つの観点に配慮しているかどうかを重視する、近年の投資や経営の考え方を、それぞれの頭文字を取って何と呼ぶか。

  • ①ESG(環境・社会・企業統治を重視)
  • ②CSR(企業が果たす社会的責任のこと)
  • ③SDGs(国連が定めた持続可能な目標)
  • ④CSV(社会課題解決と利益の両立)
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正解 ①ESG(環境・社会・企業統治を重視)
解説
Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の頭文字を取った言葉で、売上や利益といった財務情報だけでなく、これら3つの観点への配慮を投資判断や経営方針に取り入れる考え方です。長期的な企業価値の向上につながるとして、ESGを重視して投資先を選ぶESG投資が広がっています。

他の選択肢の誤り:
・CSRは、企業が利益追求だけでなく社会の一員として果たすべき責任を指す言葉であり、企業を評価する3つの観点の頭文字を取った言葉ではありません。
・SDGsは、国連が2015年に採択した、2030年までに達成すべき17の持続可能な開発目標を指す言葉であり、企業の評価軸を示すESGとは主体も目的も異なります。
・CSVは、社会課題の解決と企業の利益を同時に実現しようとする経営の考え方であり、環境・社会・企業統治の頭文字を取った言葉ではありません。
問84-10

企業がAIやビッグデータなどのデジタル技術を活用して、業務プロセスだけでなく、製品・サービスやビジネスモデル、組織文化そのものを変革し、競争上の優位性を確立することを何と呼ぶか。

  • ①DX(デジタル技術で事業を変革する)
  • ②デジタイゼーション(紙の書類を単に画像化)
  • ③デジタライゼーション(手作業の一部を自動化)
  • ④システム更改(情報システムを刷新する)
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正解 ①DX(デジタル技術で事業を変革する)
解説
単なるITツールの導入にとどまらず、デジタル技術を前提にビジネスモデルや組織のあり方そのものを見直し、変化の激しい市場で競争力を確立することを目指します。

他の選択肢の誤り:
・デジタイゼーションは、アナログな情報を単純にデジタルデータへ変換する段階を指し、事業やビジネスモデルの変革まで含むDXとは範囲が異なります。
・デジタライゼーションは、個々の業務プロセスをデジタル技術で効率化する段階を指し、組織全体の変革を伴うDXよりも狭い範囲の取り組みです。
・システム更改は、既存システムを新しいものに置き換える取り組みであり、事業モデルや組織文化までを変革するDXの定義とは異なります。
問94-10

電子文書に付与することで、その文書がある時刻に確実に存在し、それ以降改ざんされていないことを証明する技術を何と呼ぶか。

  • ①タイムスタンプ(電子文書の作成日時を証明)
  • ②電子署名(送信者本人であることを証明)
  • ③ハッシュ関数(データの改ざんを検知する)
  • ④SSL/TLS(通信経路を暗号化する技術)
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正解 ①タイムスタンプ(電子文書の作成日時を証明)
解説
信頼できる第三者機関が発行することで、電子文書がその時刻に存在し、それ以降改ざんされていないことを客観的に証明できます。

他の選択肢の誤り:
・電子署名は、なりすましを防ぐための技術であり、存在した時刻を証明するタイムスタンプとは目的が異なります。
・ハッシュ関数は、タイムスタンプの仕組みの一部として利用されますが、それ自体は時刻を証明するものではありません。
・SSL/TLSは、通信内容を保護する技術であり、文書の存在時刻を証明するタイムスタンプとは異なります。
問104-10

ルーターやWebカメラなどのIoT機器において、脆弱性を修正するために提供される、機器内部の制御用ソフトウェアの更新プログラムを適用することを何と呼ぶか。

  • ①ファームウェア更新(制御ソフトを最新化)
  • ②初期化(購入時の設定状態に戻す操作のこと)
  • ③バックアップ(データの複製を保存する)
  • ④省電力設定(消費電力を抑える設定変更)
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正解 ①ファームウェア更新(制御ソフトを最新化)
解説
ファームウェアとは、ルータやWebカメラなどの機器内部に組み込まれ、その機器を動かしている制御用ソフトウェアのことです。脆弱性が見つかるとメーカーから修正版が提供されるため、これを適用して最新の状態に保つことで、既知の脆弱性を悪用した乗っ取り(ボットネットへの組み込みなど)を防げます。

他の選択肢の誤り:
・初期化は、機器の設定を購入時の状態に戻す操作であり、脆弱性そのものを修正するものではありません。むしろパスワードが初期値に戻ってしまう点に注意が必要です。
・バックアップは、データの複製を別の場所に保存しておく対策であり、機器の脆弱性を修正する更新作業とは目的が異なります。
・省電力設定は、機器の消費電力を抑えるための設定変更であり、セキュリティ上の脆弱性への対策ではありません。

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