2026年版・4-6

情報セキュリティ対策2の一問一答

ITパスポート「テクノロジ系2」から、情報セキュリティ対策2に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-6

ファイアウォール、アンチウイルス、侵入検知など、複数のセキュリティ機能を一つの機器に統合して運用する製品を何と呼ぶか?

  • ①UTM(複数の防御機能を1台に統合した製品)
  • ②SIEM(ログを一元管理し分析する製品)
  • ③VPNルータ(暗号化通信を行う専用機器)
  • ④レイヤ2スイッチ(末端の機器を接続する通信機器)
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正解 ①UTM(複数の防御機能を1台に統合した製品)
解説
中小企業など、セキュリティ担当者がいない組織でも導入・運用が容易なのが特徴です。

他の選択肢の誤り:
・SIEMは、各種機器のログを集めて相関分析するための製品であり、防御機能そのものを統合するUTMとは目的が異なります。
・VPNルータは、VPN通信に特化した機器であり、複数の防御機能を幅広く統合するUTMより対象範囲が狭い機器です。
・レイヤ2スイッチは、LAN内の機器同士を接続する基本的な通信機器であり、セキュリティ機能を統合したUTMとは役割が異なります。
問24-6

無線LANのセキュリティ対策として、事前に登録されたMACアドレスを持つ機器しか接続できないようにする機能を何と呼ぶか?

  • ①MACアドレスフィルタリング(登録機器のみ接続許可)
  • ②ESSIDステルス(識別名を見えなくする機能)
  • ③ANY接続拒否(未知の識別名の接続を拒む機能)
  • ④WPA3(新しい暗号化方式を用いる規格)
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正解 ①MACアドレスフィルタリング(登録機器のみ接続許可)
解説
ただし、MACアドレスは偽装可能なので、これだけで完璧な対策にはなりません。暗号化と併用することが重要です。

他の選択肢の誤り:
・ESSIDステルスは、アクセスポイントの識別名(ESSID)を周囲から見えないようにする機能であり、機器のMACアドレスで判定するフィルタリングとは異なります。
・ANY接続拒否は、識別名を指定しない接続要求を拒否する機能であり、MACアドレスによる判定とは異なる仕組みです。
・WPA3は、無線LANの通信を暗号化するための新しい規格であり、接続機器を制限するMACアドレスフィルタリングとは異なる対策です。
問34-6

アンチウイルスソフトがマルウェアを検出する方式のうち、既知のウイルスが持つ特徴的なコードパターンをデータベース化しておき、それと照合して検出する方式を何と呼ぶか。

  • ①シグネチャ方式(既知のパターンと照合して検出)
  • ②ビヘイビア法(怪しい挙動を観察して検出する)
  • ③サンドボックス方式(隔離環境で実際に動かし検出)
  • ④暗号化方式(通信内容を暗号化して保護する)
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正解 ①シグネチャ方式(既知のパターンと照合して検出)
解説
既知のウイルスに対しては高い精度で検出できますが、パターンが登録されていない新種のウイルスには対応できないという弱点があります。

他の選択肢の誤り:
・ビヘイビア法は、プログラムの動作そのものを監視して不審な挙動を検知する方式であり、既知のパターンと照合する方式とは異なります。
・サンドボックス方式は、隔離された仮想環境で実際にプログラムを実行して安全性を確認する方式であり、既知のパターンとの照合とは異なる仕組みです。
・暗号化方式は、暗号化技術による保護方式であり、マルウェアを検出する方式とは目的が異なります。
問44-6

重要なデータを定期的に複製し、別の場所やメディアに保存しておくことで、ランサムウェア感染や機器の故障が発生した際にもデータを復旧できるようにする対策を何と呼ぶか。

  • ①バックアップ(データを複製し保存する)
  • ②アーカイブ(長期保存用にまとめて保管)
  • ③ミラーリング(2台に同時に書き込む方式)
  • ④アクセス制御(権限に応じて利用を制限)
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正解 ①バックアップ(データを複製し保存する)
解説
重要なデータを定期的に複製し、元のシステムから切り離した別の場所やメディアに保管しておくことで、ランサムウェアによる暗号化や機器の故障が起きても、身代金を支払うことなくデータを復旧できます。バックアップ先を常時接続したままにすると一緒に暗号化される恐れがあるため、切り離して保管することが重要です。

他の選択肢の誤り:
・アーカイブは、利用頻度が下がったデータを長期保存のためにまとめて別領域へ移す運用であり、障害時の復旧に備えて複製を残すバックアップとは目的が異なります。
・ミラーリングは、2台のディスクに同じ内容を同時に書き込んで機器の故障に備える仕組みですが、暗号化や誤削除もそのまま複製されてしまうため、ランサムウェア対策としては不十分です。
・アクセス制御は、利用者ごとに扱える範囲を制限して被害の拡大を防ぐ対策であり、失われたデータを復旧する手段ではありません。
問54-6

組織の従業員が業務で利用するPCやスマートフォンなどの端末を対象に、不審な挙動を常時監視し、感染後の被害拡大を防ぐために早期に検知・対応する仕組みを何と呼ぶか。

  • ①EDR(端末の不審な挙動を監視し対応)
  • ②メールサーバー(電子メールの送受信を中継)
  • ③IDaaS(利用者を一括で認証管理する仕組み)
  • ④帯域制御(通信の帯域を最適に配分する仕組み)
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正解 ①EDR(端末の不審な挙動を監視し対応)
解説
ウイルス対策ソフトだけでは防ぎきれない侵入を前提とし、感染後の不審な挙動をいち早く検知して被害の拡大を食い止めます。

他の選択肢の誤り:
・メールサーバーは、電子メールの送受信を担う仕組みであり、端末の挙動を監視するEDRとは目的が異なります。
・IDaaSは、利用者のアカウントを一元管理する仕組みであり、端末上の脅威を監視するEDRとは対象が異なります。
・帯域制御(QoS)は、ネットワークの通信品質を制御する仕組みであり、端末の脅威対応を行うEDRとは目的が異なります。
問64-6

情報セキュリティ対策の考え方の一つで、利用者やシステムに対して、業務の遂行に必要な最小限の権限のみを与えることで、万が一アカウントが乗っ取られた際の被害範囲を限定する原則を何と呼ぶか。

  • ①最小権限の原則(必要最小限だけ与える)
  • ②職務分掌(業務と権限を複数人に分ける)
  • ③多重防御(対策を何段階も重ねて備える)
  • ④シングルサインオン(一度の認証で複数利用)
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正解 ①最小権限の原則(必要最小限だけ与える)
解説
利用者やプログラムには、業務の遂行に必要な範囲の権限だけを与えます。必要以上の権限を与えないことで、アカウントが乗っ取られたり内部不正が起きたりした場合でも、被害が及ぶ範囲を最小限に抑えられます。異動や退職の際に権限を見直すことも重要です。

他の選択肢の誤り:
・職務分掌は、一人の担当者に権限が集中しないよう、業務と権限を複数の人に分ける考え方であり、一人に与える権限の範囲を絞る最小権限の原則とは着眼点が異なります。
・多重防御(多層防御)は、入口・内部・出口など複数の段階で対策を重ねて備える考え方であり、権限の与え方に関する原則とは異なります。
・シングルサインオンは、一度の認証で複数のサービスを利用できるようにする利便性の仕組みであり、権限の範囲を限定する原則とは目的が異なります。
問74-6

インターネットの基盤技術であるTCP/IPにおいて、パケットが宛先に届くまでの「経路制御」を行う役割を持つ層(プロトコル)を何と呼ぶか?

  • ①IP(宛先までの経路制御を担当する)
  • ②TCP(データの信頼性を担保する)
  • ③HTTP(Webページをやり取りする)
  • ④Ethernet(LAN内の伝送を担う)
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正解 ①IP(宛先までの経路制御を担当する)
解説
IPアドレスをもとに、パケットを宛先まで中継(ルーティング)する経路制御を担います。IPは「宛先へ届けようとすること」に責任を持ちますが、確実に届いたかどうかや順序の保証は行いません。

他の選択肢の誤り:
・TCPは、パケットの順序の並べ替えや欠落時の再送を行ってデータが正しく届くことを保証するプロトコルであり、経路制御そのものは担いません。
・HTTPは、WebブラウザとWebサーバの間でWebページのデータをやり取りするアプリケーション層のプロトコルであり、経路制御を担うIPとは階層が異なります。
・Ethernetは、同一のLAN内で機器同士がデータを送受信するための規格であり、ネットワークをまたいだ経路制御を担うIPとは役割が異なります。
問84-6

IPv4アドレスの枯渇問題に対応するために作られた、約340兆の1兆倍の1兆倍というほぼ無限のアドレス空間を持つ次世代プロトコルを何と呼ぶか?

  • ①IPv6
  • ②IPv5
  • ③IPsec
  • ④IPX
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正解 ①IPv6
解説
128ビットでアドレスを表現します(IPv4は32ビット)。表記には16進数とコロン(:)を使います。

他の選択肢の誤り:
・「IPv5」は、実験的に検討されたことはありますが正式に広く普及したプロトコルではなく、IPv4の後継として実用化されたIPv6とは異なります。
・「IPsec」は、IP通信を暗号化して安全にするためのプロトコル群であり、アドレス空間を拡張するIPv6とは目的が異なります。
・「IPX」は、かつてNovell社のネットワークOSで使われていた別系統のプロトコルであり、IPv4の後継であるIPv6とは異なる規格です。
問94-6

格安スマホなどを提供する事業者のように、自社で通信回線設備を持たず、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供する事業者を何と呼ぶか?

  • ①MVNO(回線を借り事業を行う事業者)
  • ②MNO(自ら回線設備を持つ事業者)
  • ③ISP(接続業務を担う事業者)
  • ④ASP(機能を提供する事業者)
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正解 ①MVNO(回線を借り事業を行う事業者)
解説
設備投資コストがかからないため、安価な料金プランを提供できます。

他の選択肢の誤り:
・MNOは、ドコモやauなどのように自社で通信回線設備を保有する事業者を指し、回線を借りるMVNOとは正反対の立場です。
・ISP(インターネットサービスプロバイダ)は、インターネットへの接続サービスを提供する事業者であり、移動体通信に特化したMVNOとは対象が異なります。
・ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)は、ソフトウェアの機能をネットワーク経由で提供する事業者であり、通信回線を扱うMVNOとは業態が異なります。
問104-6

低消費電力で長距離通信が可能な無線通信技術で、IoT機器の通信に適しているものはどれか?

  • ①LPWA(低電力で長距離通信できる無線技術)
  • ②Bluetooth(近距離の機器同士をつなぐ無線技術)
  • ③Wi-Fi(屋内で高速通信を行う無線技術)
  • ④NFC(かざして通信するための無線技術)
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正解 ①LPWA(低電力で長距離通信できる無線技術)
解説
通信速度は遅いですが、電池1つで数年稼働し、数キロメートル先まで届くため、スマートメーターや農業センサーなどで活用されます。

他の選択肢の誤り:
・Bluetoothは、数メートル程度の近距離での機器接続に使われる技術であり、長距離通信を特徴とするLPWAとは通信範囲が異なります。
・Wi-Fiは、比較的狭い範囲で高速な通信を行う技術であり、低速だが長距離まで届くLPWAとは特性が異なります。
・NFCは、機器を近づけてかざすだけで通信する極短距離の技術であり、長距離通信を特徴とするLPWAとは通信範囲が大きく異なります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。