2026年版・4-9

最新技術・その他1の一問一答

ITパスポート「テクノロジ系2」から、最新技術・その他1に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-9

1つの平文に対して、常に同じ暗号文になるのではなく、暗号化のたびに異なる乱数(初期値)を組み合わせることで、同じ内容を繰り返し暗号化しても毎回異なる暗号文になるようにする仕組みを何と呼ぶか。

  • ①初期化ベクトル(毎回異なる初期値)
  • ②鍵長(暗号鍵の長さを表すビット数)
  • ③ハッシュ値(データから作る固定長の値)
  • ④電子署名(作成者と改ざん有無を証明)
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正解 ①初期化ベクトル(毎回異なる初期値)
解説
暗号化のたびに異なる初期値を組み合わせることで、同じ平文を同じ鍵で暗号化しても毎回異なる暗号文が生成されます。同じ内容が同じ暗号文になってしまうと、繰り返しパターンから内容を推測されるおそれがあるため、これを防いで安全性を高めます。

他の選択肢の誤り:
・鍵長は、暗号鍵の長さをビット数で表したもので、暗号の強度を左右する指標ですが、暗号文を毎回変える仕組みそのものではありません。
・ハッシュ値は、データから計算される固定長の値であり、同じ入力からは常に同じ値が得られるため、毎回異なる値を生み出す初期化ベクトルとは性質が逆になります。
・電子署名は、作成者が本人であることと改ざんされていないことを証明する仕組みであり、暗号文をランダム化する初期化ベクトルとは目的が異なります。
問24-9

利用者がパスワードを入力する代わりに、スマートフォンなどの生体認証機能と組み合わせ、公開鍵暗号技術を用いてパスワードを使わずに安全にログインできるようにする新しい認証の標準規格を何と呼ぶか。

  • ①パスキー(パスワードを使わずに認証する)
  • ②ワンタイムパスワード(使い捨ての暗証番号)
  • ③シングルサインオン(一度の認証で複数利用)
  • ④リスクベース認証(状況に応じ追加確認)
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正解 ①パスキー(パスワードを使わずに認証する)
解説
端末の中で作られた秘密鍵は端末の外に出さず、サービス側には対になる公開鍵だけを登録します。ログイン時は端末の生体認証やPINで本人確認をしたうえで、秘密鍵による署名をサービス側が公開鍵で検証します。パスワードそのものを送らないため、フィッシングや使い回しによる漏えいのリスクを大きく下げられます。

他の選択肢の誤り:
・ワンタイムパスワードは、一定時間だけ有効な使い捨ての暗証番号を追加で入力させる方式であり、パスワード認証を補強するものです。パスワード自体をなくすパスキーとは考え方が異なります。
・シングルサインオンは、一度の認証で複数のサービスを利用できるようにする仕組みであり、認証の手段そのものを置き換える規格ではありません。
・リスクベース認証は、普段と異なる端末や場所からのアクセスを検知したときだけ追加の確認を求める方式であり、パスワードを不要にする仕組みとは異なります。
問34-9

量子コンピュータが実用化されても解読が困難になるように設計された、次世代の暗号方式の総称を何と呼ぶか。

  • ①耐量子計算機暗号(量子でも解読困難な暗号)
  • ②共通鍵暗号方式(同じ鍵で暗号化と復号)
  • ③楕円曲線暗号(短い鍵で強度を得る公開鍵暗号)
  • ④ハイブリッド暗号方式(2方式を組み合わせる)
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正解 ①耐量子計算機暗号(量子でも解読困難な暗号)
解説
RSAや楕円曲線暗号は、素因数分解や離散対数問題を現実的な時間で解けないことを安全性の根拠にしていますが、量子コンピュータが実用化されるとこれらが短時間で解かれる恐れがあります。そこで量子コンピュータでも解読が難しい数学的問題に基づく暗号方式の標準化が進められ、米国NISTは2024年8月に最初の標準(ML-KEM、ML-DSAなど)を公表しました。日本でも政府機関の移行に向けた検討が進んでいます。

他の選択肢の誤り:
・共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に同じ鍵を使う方式の分類であり、量子コンピュータへの耐性を目的として設計された新しい暗号方式の総称ではありません。
・楕円曲線暗号は、短い鍵長で高い強度が得られる公開鍵暗号ですが、量子コンピュータによる解読が懸念されている側の暗号方式です。
・ハイブリッド暗号方式は、共通鍵暗号と公開鍵暗号を組み合わせて速度と安全性を両立させる方式であり、量子コンピュータへの耐性を目的とした暗号ではありません。
問44-9

スマートフォンの認証アプリなどで表示される6桁の数字のように、一定時間が経過すると無効になり、一度使うと再利用できないパスワードを何と呼ぶか。

  • ①ワンタイムパスワード(一度きり有効な値)
  • ②固定パスワード(変更するまで使い続ける)
  • ③マトリクス認証(表の位置で答えを入力)
  • ④秘密の質問(登録した答えで本人確認)
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正解 ①ワンタイムパスワード(一度きり有効な値)
解説
一定時間ごとに新しい値が自動生成され、一度使った値や時間切れになった値は使えなくなります。盗み見られても再利用できないため、不正ログインのリスクを大きく下げられます。

他の選択肢の誤り:
・固定パスワードは、利用者が変更するまで同じ値を使い続ける通常のパスワードであり、使うたびに値が変わるワンタイムパスワードとは仕組みが異なります。
・マトリクス認証は、格子状の表に表示された数字を、あらかじめ決めておいた位置の順に読み取って入力する方式であり、時間経過で無効になる使い捨ての値を使う方式とは異なります。
・秘密の質問は、あらかじめ登録した質問と答えで本人確認を行う方式であり、答えは基本的に変わらないため、一度きりしか使えないワンタイムパスワードとは異なります。
問54-9

RPA (Robotic Process Automation) の説明として適切なものはどれか?

  • ①PC作業をソフトで自動化
  • ②人型の機器が接客を行うこと
  • ③製造ラインを自動化すること
  • ④AIが経営判断を行うこと
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正解 ①PC作業をソフトで自動化
解説
データの転記や集計など、ルールが決まっている繰り返し作業の効率化に絶大な効果を発揮します。

他の選択肢の誤り:
・「人型の機器が接客を行うこと」は、接客ロボットの説明であり、PC上のソフトウェアで作業を自動化するRPAとは異なります。
・「製造ラインを自動化すること」は、工場の産業用ロボットによる自動化の説明であり、事務作業のPC操作を自動化するRPAとは対象が異なります。
・「AIが経営判断を行うこと」は、AIによる意思決定支援の話であり、定型的なPC操作を代行するRPAの説明とは異なります。
問64-9

API (Application Programming Interface) エコノミーの説明として正しいものはどれか?

  • ①他社APIで新価値を生む経済圏
  • ②開発にかかる費用を削減すること
  • ③無料で機能を一般公開すること
  • ④取引の処理を自動化すること
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正解 ①他社APIで新価値を生む経済圏
解説
Google MapsのAPIを使った店舗検索アプリや、銀行APIを使った家計簿アプリなどがその例です。

他の選択肢の誤り:
・「開発にかかる費用を削減すること」は、コスト削減の一般的な話であり、APIを活用した経済圏の形成を指すAPIエコノミーの定義とは異なります。
・「無料で機能を一般公開すること」は、APIの公開方針の一例にすぎず、APIエコノミーという経済圏そのものを表す言葉ではありません。
・「取引の処理を自動化すること」は、業務自動化の一般的な話であり、複数のサービスがAPIでつながる経済圏を指すAPIエコノミーとは異なります。
問74-9

アジャイル開発などが普及する中で注目されている、サーバーの構築や設定をプログラムコードのように記述して管理する手法(IaC)を何と呼ぶか?

  • ①IaC(設定をコードで記述し管理する手法)
  • ②IaaS(基盤設備を提供するサービス形態)
  • ③コーディング(コードを書くことそのもの)
  • ④DevOps(開発と運用を連携させる文化)
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正解 ①IaC(設定をコードで記述し管理する手法)
解説
インフラの設定をコード化することで、手動操作ミスをなくし、同じ環境を何度でも自動構築できるようになります。

他の選択肢の誤り:
・IaaSは、サーバーなどのインフラをサービスとして提供する形態を指す言葉であり、設定をコード化する手法であるIaCとは異なる概念です。
・コーディングは、プログラムを記述する行為全般を指す一般的な言葉であり、インフラの構築・設定に特化したIaCとは範囲が異なります。
・DevOpsは、開発チームと運用チームが協力し合う文化や考え方を指す、より広い概念であり、具体的な手法であるIaCとは階層が異なります。
問84-9

チャットボット(自動会話プログラム)などで活用されている、人間が話す言葉をコンピュータで解析・処理する技術を何と呼ぶか?

  • ①自然言語処理(人が話す言葉を解析処理)
  • ②画像認識(画像の内容を認識する技術)
  • ③音声合成(音声を合成して出力する技術)
  • ④OCR(文字を読み取り変換する技術)
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正解 ①自然言語処理(人が話す言葉を解析処理)
解説
AIの主要分野の一つで、文章の要約、翻訳、感情分析、そしてChatGPTのような対話型AIの基盤となっています。

他の選択肢の誤り:
・画像認識は、写真や映像に写る物体を識別する技術であり、言葉を扱う自然言語処理とは対象が異なります。
・音声合成は、テキストを人の声のような音声に変換する技術であり、言葉の意味を解析する自然言語処理とは異なる工程です。
・OCRは、画像の中の文字をテキストデータに変換する技術であり、言葉の意味内容を解析する自然言語処理とは異なります。
問94-9

デザイン思考(Design Thinking)のプロセスの特徴はどれか?

  • ①共感から始め試作と検証を重ねる
  • ②技術面の実現性から発想すること
  • ③費用の削減を最優先すること
  • ④完璧な計画を立て実行すること
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正解 ①共感から始め試作と検証を重ねる
解説
ユーザーの潜在的な課題を発見し、イノベーションを生み出すための思考法で、「共感→定義→アイデア→試作→テスト」の5段階が有名です。

他の選択肢の誤り:
・「技術面の実現性から発想すること」は、技術主導の発想法の説明であり、利用者への共感から始めるデザイン思考の考え方とは出発点が異なります。
・「費用の削減を最優先すること」は、コスト重視の考え方であり、ユーザー体験の向上を重視するデザイン思考の特徴とは異なります。
・「完璧な計画を立て実行すること」は、試作と検証を繰り返さない計画重視の進め方であり、試作とテストを繰り返すデザイン思考の考え方とは対照的です。
問104-9

データを暗号化したまま計算処理を行うことができる、プライバシー保護に有効な次世代の暗号技術を何と呼ぶか?

  • ①秘密計算
  • ②量子暗号
  • ③ブロックチェーン
  • ④ハイブリッド暗号
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正解 ①秘密計算
解説
医療データや顧客データなど、中身を見せたくないデータを暗号化したまま分析結果だけを得ることができるため、データ活用の幅が広がります。

他の選択肢の誤り:
・「量子暗号」は、量子力学の原理を利用して盗聴を検知する暗号技術であり、暗号化したまま計算を行う秘密計算とは異なる技術です。
・「ブロックチェーン」は、取引記録を分散管理し改ざんを困難にする技術であり、暗号化データのまま計算処理を行う秘密計算とは異なります。
・「ハイブリッド暗号」は、共通鍵暗号と公開鍵暗号を組み合わせて通信を効率化する方式であり、暗号化したままの計算処理を可能にする秘密計算とは目的が異なります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。